フライトで世界を飛び回ってみると、日本の特異性が見えてくるものですが、そのうちの一つが宗教に関するあれこれ。
例えば、比較的、宗教を嫌う日本で、政治家の間でも何気なく使われた宗教用語があります。
ずばり、「三位一体」。
最近は使われなくなりましたが、一時期、「三位一体の改革」という言葉をよく耳にしました。
「三位一体」の語源は、キリスト教に由来します。
日本で生まれた「三位一体の改革」という言葉は、直接的には、キリスト教とは何の関係もないとは言え、キリスト教を信じる人達が約1パーセントしかいないこの国にて、政治の場で、「三位一体」という用語が使われたのは、なんだか面白いなぁと思います☆
摂理では、「神様、聖霊様、御子の三位一体」という使い方をよくしますが、「三位一体」について、もっと深く考えさせられる面白い御言葉をご紹介しましょう。
<三位一体の組織>で行なうと、強く、すごい。
家庭も<三位一体>の組織で、「夫−妻−子女」が互いに一体になって行なうなら、強く、すごい。
教会も神様と聖霊様と御子の御心に従って<三位一体の組織>で行なうと、ものすごくよくできる。
「牧師−指導者−平信徒」が三位一体になって、固く団結しなければならない。
違う面から見ると、「霊的な人−肉的な人−今来た人たち」だ。
(2013年12月27日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
そういえば、中学生の時、ある先生が「勉強する時、3人でするのがオススメですよ〜」と言っていました。
1人では、遊びたくなったら、勉強そっちのけで遊ぶリスクがあるとか。(笑)
2人では、まだ弱いと。
3人いれば、必ず、誰かが「ちょっと待った!」と言って、勉強を続けられるというのです。
また、何か解けない問題があった時、1人では延々と考えてもわからない問題も、2人、3人集まって案を出し合えば、解けることもある、ということでした。
当時は、「それ、先生の自論でしょ」と軽く受け止めていましたが(可愛くない生徒!笑)、今考えてみると、理に適っている気がしてなりません。
そして、教会を飛行機に代えてみて、CAとして、フライトしながらいつも感じるのは、「管制官−機長−CA」が<三位一体の組織>となってうまく連携し合わなければ、安全なフライトは決して守られないということです。
身近に隠された<三位一体の組織>。
人間が、神様と聖霊様と御子の<三位一体>と共にしながら、<三位一体の組織>をうまく機能させた時に、強くて、すごい歴史が起こるし、今、既に起こっているのかもしれないですね(*^^*)♪
Luna