毎日、毎便、お客様が飛行機から全員降りられた後には、機内の清掃作業を行います。
(LCCなど一部の会社では、CA自ら機内の清掃作業をします。)
のんびり、あるいは、ゆっくりと掃除する時間は、一切ありません。
すぐに次の便の、次のお客様達が乗られますので、猛スピードで掃除をしなければなりません。
だから、それはそれは、もうその道のプロばかり!!
テキパキ掃除を済ませるスタッフたちに、Lunaは目を丸くしています。(←邪魔!!)
もちろん、この間CA達も、ただぼーっとつったって、掃除の様子を見ているわけではなく、数百人分のお客様の食事の数を数えるなど、次の便の準備をしていて、猫の手があったら借りたいくらいに大忙しです。
ある日、テキパキ済ませすぎたのか、テキパキの方向性を間違えて、いい加減にしてしまったのか、間もなくお客様が搭乗されるというのに、全然掃除が行き届いていない日がありました。
それで、「すみません、こちらも掃除機をかけていただけますか?」と、「こちら」を指し示して、スタッフ(母国語は英語)にお願いしたところ、Lunaの英語がよっぽど通じなかったのか、違う場所を掃除して降りて行ってしまいました。
他にも、テーブルもふいてなければ、床には、明らかに見える箇所に、ゴミが散乱!!
清掃スタッフ全員が、適当~に掃除したのでした。
忙しいのに!!と怒り狂うCA達・・・
お客様が搭乗される前に、CA達で大急ぎで再度掃除をして、なんとか間に合い、キレイな客室にお客様をお迎えできたのですが、その日1日、なんだか気分が優れず、無事にフライトが終わった後にも、「あの掃除の仕方では困る」という話題で持ち切りになりました。
今頃、「ちゃんと掃除をするように!!」とお咎めを受けていることでしょう・・・
ぐちゃぐちゃにしないで、やる時100%やりなさい!
ぐちゃぐちゃにやったら、やり終わっても矛盾だらけだ。
結局自分にとっても苦痛の素、相手にとっても苦痛の素だ。
何ごとでもやる時に心を尽くし、思いを尽くし、命を尽くして決断して、ちゃんとやらなければなりません!
(2016年6月15日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
ちょうど次の日に御言葉を聞いて、真っ先に思い出したのが、この日の出来事でした。
ぐちゃぐちゃに、適当にやるから、掃除をし終わっても、ゴミだらけです。
結局、掃除をちゃんとしなかった清掃スタッフにとっても、再度掃除をしなければいけないCAにとっても、汚い機内にご案内されるお客様にとっても、苦痛の素であり、誰にとってもハッピーでありません。
何ごとでもやる時に、100%ちゃんとやらなければいけないということを、神様が見せてくださった出来事だったのだと思いました。
万事すべてのこともそうだし、祈りも、説教も、御言葉の講義も、人に接することも、自分を作って直すこともそうだ。
ぐちゃぐちゃにしないで、やる時100%完全にやりなさいということだ。
そうしてこそ、やってからもうれしいし、ちゃんと効果があらわれる。
(2016年6月15日 摂理・鄭明析牧師の御言葉)
各自に任された仕事を、やるべき時に100%ちゃんとやって、次は、気持ちよくフライトをしたいです。
同じように、各自の責任分担をちゃんと果たしてこそ、みんなの人生のフライトも、いつもハッピーになるのでしょう。
まずは、<自分>がすべきことをしっかり行いたいものですね。
Luna