先日、ある中国人の方が「日本人のお婆さんは怖い。ショックだ」とおっしゃって、少し怒っていらっしゃる様子でした。
詳しく話しを聞かせてもらったら、日本に来てまだ間もないそうなのですが、電車の中で、その方が日本人のお婆様に、席を譲ったそうなのです。
そうしたら、「結構です!」と冷たく言い放たれて、それが、とても怖かったし、とてもショックだったということでした。
「席を譲ったら断られた」というのは、よく聞く話しだと思います。
「私はまだ元気です!!席を譲られるような歳ではありません!!」と、断る気持ちも、とてもよくわかる気がします。
女性なら、尚更、年齢を上に見られることに敏感かもしれないですね。
でも、その方は、日本に来たばかりの中国人だったから、「その人が怖かった」ではなく、「日本人のお婆さんは怖い」とおっしゃいました。
ここで考えられることは、様々にあるでしょうけれど、Lunaが一つ思ったのは、<言葉>はとても大切だなということでした。
言葉が重要だ。
言葉で相手を傷つける時もある。
だから言葉が恐ろしいもので
だから言葉が大事なのだ。
傷つける言葉は
相手の心を痛める。
相手の力を失わせる。
(2014年2月10日 摂理・鄭明析牧師の御言葉 「言葉の威力、言葉が創造することができる創造根本の生成原理」)
「ありがとうございます。でも結構です。」
せっかく席を譲ってくれた、相手の優しい気持ちに、「ありがとう」と一言添えるだけで、だいぶ印象が変わるし、互いに良い関係が持てるでしょう。
「結構です」と相手の好意を否定する日本人ではなく、「ありがとう」と相手の好意に感謝する日本人の姿が、世界に伝わっていったらいいなと思いましたし、<言葉>に気をつけようと思いました。
Luna