お世話になった摂理の女性信者Sさんが、他の地へ行かれるということで、先日、お別れ会を兼ねて一緒に食事をしました。(まるで最後の晩餐。)
帰り際に
「Lunaちゃん、これ」
とくださったものがありました。
それは、パン!!
Sさんは、
「美味しいから」
とくださったのですが、その後にSさんがこんな話しをしてくださいました。
鄭明析先生が、ソウルで御言葉を伝え始めた時、本当に貧しくて、ご自身の食べるものを賄うのも大変な状況だったけれど、「お腹が空くから」と、若者たちに、いつも御言葉と一緒にパンもくださったそうです。
SさんとLunaは、またいつでも会えるから、ナザレのイエス様が、ご自身の死を前にして、最後の晩餐をなさった時とは大きく意味が異なるけれど、イエス様が最期まで弟子たちに愛を示してくださったように、鄭明析先生もそのような精神で生きていらっしゃったし、鄭明析先生に学んだSさんもまた、最後までLunaに、神様の大きな愛を見せてくださったのだと感じて胸がいっぱいになりました。
帰宅して、ただ一言「美味しいから」とくださったパンに込められた深い経緯に感謝して、涙をこぼしながら、パンをいただきました。
本当に美味しかったです。
職業柄、「世界最高峰」と称される美味しいものを食べる機会も多いし、「世界最高峰」と言われる心温まる細やかなサービスについて学ぶ機会も多いけれど、「世界最高峰」とは一体何であるのか、改めて考えさせられます。
真実に、心のこもった愛を与えられる人に、なりたいです。
Luna