鄭明析先生が、以前、故宮博物院に行かれた時に、とても感動されていた作品があるそうです。
清の時代(1636-1912)象牙で作った作品です。


皇帝に献上するために、一本の象牙を、祖父・父・子3代かけて作品にしたそうです。
3代!!
気が遠くなるほどの年月です。
どれほど真心を込めて、そして、人生を捧げて、作るのでしょうか。
しかも、代々引き継いでいくわけですから、最後に自分の失敗で、父と祖父の労苦を無にする可能性もあるというわけですよね。
とても細かな装飾で、玉の中にいる人、一人一人にも表情があり、神経を総集中し、本当に真心を込めなければ、このような作品は生まれないと思いました。
そのように、あなたたちも、神様に、主に、接しなさい。
鄭明析先生が、この作品をご覧になった時、そうおっしゃったそうです。
深く考えさせられる作品であり、鄭明析先生の一言でした。
Luna